校友インタビュー

「一歩一歩。着実に歩むサッカー道。」

校友インタビュー

明治大学の卒業生である校友の方々は様々な業界で活躍しています。
今回はサッカー業界で活躍している校友にインタビューをしてきました。
滅多に聞くことができない、学生時代のお話や、活躍されている業界のお話に注目です!

今回は室屋 成(むろや せい)さんにインタビューをさせていただきました。

プロフィール

室屋 成(むろや せい)
2016年 明治大学政治経済学部卒業
1994年大阪府生まれ。現在、24歳。明治大学では体育会サッカー部に所属。
2015年、JFA・Jリーグ特別指定選手としてFC東京に加入。2016年にプロ契約を結ぶ。
2017年、日本代表に選出。現在FC東京で背番号2を背負い、活躍中。

インタビュー

Q1:明治大学での一番の思い出は何ですか?
サッカー部の仲間たちとの電車通学など、大学生活そのものが楽しかったし、いい思い出ですね。

Q2:学業とサッカーを両立する上で気を付けていたことはありますか?
JFA・Jリーグ特別指定選手としてJリーグに行きたいという想いは、
入学当初からありました。そのために、1年生の時からしっかり単位を取っておこうと思い、
3年生の時には大体の単位を修得できていましたね。ちなみに、授業では
政治経済学部の心理学が楽しかったです。
努力したことで、結果的に4年生になってからFC東京とプロ契約を結び、
サッカーに専念することができました。1年生だった僕をほめたいです。
高校の時はサッカー中心の生活だったので、サッカーと勉強の両立を
意識するということはあまりありませんでした。勉強面も生活面も
自己管理しなければならず、また、自分で手を抜こうと思えば手を抜けるという
環境の中で、しっかりやれたという経験は社会人になってから役立っています。

Q3:サッカーでやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
大勢の観客のいる中でプレーできていることがすごく楽しいです。
また、サッカーという自分の好きなことを仕事にできているということに
とてもやりがいを感じています。いつも仕事が楽しいなと思いながら生活できるのは、
とても幸せだと思っています。

Q4:今年の明大祭のテーマが「祭彩るキミの色」なのですが、室屋さんを色で表すと何色ですか?
「紫」と言った方がいいですかね(笑)。明治の色でもありますし。
今の所属しているチーム(FC東京)の色が「青と赤」なので、青赤にも特別なものを
感じています。普段の生活で買い物に行ったときにその色の服を見つけると、
明治大学や今のチームのことが咄嗟に思い浮かびます。特別、自分が何色ということは
ありませんが、色に意味を感じることはあります。

Q5:もし室屋さんが明大祭に参加するとしたらどんな企画をしたいですか。
参加するとしたら、たこ焼きを焼いて販売したいです。自信はあまり無いですが、
頑張って美味しいたこ焼きを作りたいです。

Q6:今後の目標を教えてください。
今(9月21日現在)はリーグ戦で良い順位(3位)につけているので、
優勝することがすべてだと思います。まずは、自分が高いパフォーマンスを試合で
発揮し、チームが優勝すること。その先に、高いステージでプレーできるようになるなど、
個人としての結果がついてくると思います。
ゆくゆくは、継続して日本代表に入っていけるようになると良いと思っています。

Q7:最後に、明大生へのメッセージをお願いします。
社会人になって実感することがありますが、大学生は社会人と比べると自由な時間が多いです。
だから、自分のやりたいことに打ち込める一番の環境だと思うし、
自分でも、もっと多くのことにチャレンジすれば良かったと思います。
大学内でもっと友達を作ったら良かったなど、小さいことでも想うことがあります。
できることに4年間どんどんチャレンジしていってほしいです。